ゲルマニウム最初期の66年、ジョンフルシアンテの2006年la cigaleでのサウンドの再現を目指し製作したファズです。ゲルマニウムトランジスタを使用しています。

螺鈿細工風の特別仕様です。
通常モードとfatモードの切り替えを搭載しています。fatモードでは通常モードと上の帯域は変わりませんがローの信号が通るようになるので太くなります。
通常のNozz riteより全体的にfatで、この個体はゲート感が若干強めです。通常モデルよりより使いやすいものを目指し製作致しました。

ジョンフルシアンテのファズライトはあまり知られていませんが、ゲルマニウム期のfuzz riteの中でもロゴにマークが入っていない最初期の66〜67年中期までのものです。そして、その頃のファズライトはそれ以降とはパーツの値が異なっています。
マニアの方ならわかると思いますが、ジョンのファズライトのトーンは、68年以降のゲルマ、シリコンverのファズライトのグシャっとしたハイ寄りのトーンではなくミドルに特徴があり、粘りっこく太いサウンドです。

ビンテージコンデンサ、選定したゲルマ等を組み合わせて制作しています。
前段の歪み(DS-2など)や後段のワウと非常に相性が良いです。

サンプルサウンドです↓
https://youtu.be/GgBRIiIUKtM

https://www.instagram.com/reel/Cltxb6hgVpo/?igshid=MDJmNzVkMjY=

トゥルーバイパス、DC9vセンタープラス駆動です。極性変換のケーブルを繋いでいただければ使用できます。
いくつか注意点なのですが、このペダルの電源はセンタープラスですので通常のセンターマイナスは絶対に使用しないようご注意ください。パワーサプライをご使用の場合、フルアイソレートのもの(voodoo labなど)をご使用ください。
また、実機同様非常にアウトプットレベルが高いので、低めのボリュームからお試しください。
ボリュームの位置で歪みのニュアンスが変わるのでそれもお楽しみ下さい。


また、すべてハンドメイドのため塗装の色ムラ、細かい傷などございますのでご了承頂けた方のみご購入下さい。
宜しくお願い致します。