昭和60年頃に購入・数回使用後コレクションとして保管しておりました邦昌作の鴨居式真鯛シャクリ竿です。邦昌は昭和年代後半から平成年度に横浜和竿の第一人者としてカワハギやシャクリ竿の名品を生み出しおりました。独学での製作から江戸和竿師の伝説的な竿師であった島田汀石に弟子入り、江戸和竿の系譜にも名を残しております。横浜和竿の系譜を確立し、現役の汐よしや弟子の邦一にもその技は受け継がれております。既にお亡くなってからかなりの年月がたちますが、今でも和竿での舟釣りの愛好家には人気の竿師です。鴨居式真鯛シャクリ竿は流れの強い第三海保や猿島周りでの25～30号の鋳込み天ビン錘と豆テンヤでの真鯛釣り用の竿で、お好きな方にお勧めの一品です。竿の状態も良く、傷はリールシート横にピン傷が1カ所ある程度です。経年で多少の曲がり（ガイドを上にして気持ち上反りと捻りがでております）があります。気になる方は火入れ等のメンテで直ります。仕様は全長実測215ｃｍ、2継、手元長115ｃｍ・穂先部長112ｃｍ、ソリッド穂先部39ｃｍ、重量183ｃｍ、ガイド全14個（ハードガイド4個とミニクロガイド10個）となります。錘負荷は25～30号程度となります。付属は銘のある口栓が付きます。横浜和竿第一人者の竿での乗っ込み真鯛釣りに如何でしょうか。発送は宅急便140サイズでの対応予定です。落札後の返品・キャンセルはご容赦願います。最終出品となりますので、ご興味ある方は宜しくお願いします。