#Martial Solal(p)#Michel Magne(cond.,comp.)#Jean-Claude Vannier(orch.)#Gilbert Rovere(b)#Charles Bellonzi(dr)#1966年#仏Ducretet Thomson原盤#Contemporary Jazz#Experimental#Screnn#希少盤

フランス映画音楽界を代表する二人のジャズピアニストMartial SolalとMichel Magneの希少な共演盤にして彼らの最難関アルバム。Magne作曲・指揮の下、Solalのトリオと、当時23歳のJean-Claude Vannierによるオーケストレーションで制作された映画音楽を想わせる実験的な問題作[Electrodes]の貴重オリジナル盤の出品です。

仏名門[Ducretet Thomson]から66年にリリースされた60年代フランスジャズの激レア盤。Magneにより作曲された全6曲は、映画的で音色やスタイルの変化に満ちており、1960年代のフランスの探偵映画を思い起こさせます。Jean-Claude Vannierのオーケストラの中のソリストとしてSolalのトリオが参加しました。

Don Cherryが手掛けたアレハンドロ・ホドロフスキーの[聖なる山]を想わせる実験的な作品て、巨大な古城に作られたスタジオにて生のオーケストラとの録音です。ストリングスとピアノが交錯するアブストラクトなタイトル曲”Electrodes”を始め、重厚なフリー・ワルツ調の”Clair-Obscur”、分厚いホーン隊が絡む”Air Liquide”や、中盤のピアノソロが圧巻な”Poignee De Ciel”等、Jef Gilsonあたりを彷彿とさせるかなりヤバい一枚です。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。13年にアナログ盤の再発がリリースされ、コアな欧州ジャズファンの間です話題になった作品です。海外でも非常に入手困難な高額レア盤で、状態ノイズ良い盤は300ユーロ前後の価格がついています。此方のオークションではまず出ない一枚かと思いますので、お探しだったことや興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

Ducretet Thomson300 V 147
フランスオリジナル盤
1966年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
片面ラミネート/フリップバック
背絞りあり

■コンディション

盤　VG++(微スレ。表面上の極浅い小傷が僅かにありますが、再生にはほぼ影響ありません。チリも非常に少なく、嫌なノイズの無いクリアで鳴りの良い再生が楽しめる盤です。レーベルも非常に綺麗です。聴感だけだとNM-でも差し支え無い程で、まずここまでの状態の盤は出無いと思います。)

スリーブ　VG++(微スレ、極小さな角打ち。裏側に若干の薄汚れと、右上角にシール痕。オープンサイドに極軽い傷み。その他は背も非常に綺麗で、傷などの無いしっかりとした非常に綺麗な状態です。耳(管理タグ)付きです。)


此方の商品は現状渡しになります。
基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。
試聴音源は敢えて最悪のセッティングを想定し、簡易ポータブルプレイヤー(ステレオ針)から直接PCに取り込んだWAV音源を使用しております。クリーニングやモノラル針、針圧等でノイズの軽減はありますのでご参考までにどうぞ。(古い音源は順次削除して参りますのでご了承願います。)